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水作り
池の中や濾過槽に汚物が溜まっていたり、目に見えなくても水に亜硝酸や硝酸が多く含まれているような状態では、穴あき病やエラ病をはじめとして多くの病気が発生しやすくなります。
錦鯉の病気予防の第一歩は、水作りにあると言えるでしょう。水が良いと錦鯉が健康に育ち、錦鯉が健康ですと少々の病気は寄せ付けなくなります。
水質改良剤や濾過バクテリアなどを使用し、水作りを補助するのも良い方法だと思います。
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餌
成分が酸化したような古い餌は論外です。
できるだけ新しく(製造されてから間がなく)、消化が良く、内容成分のバランスの取れた餌を与えてください。
古くなり酸化した餌は体調を壊す原因になり、体調を崩すと免疫機能が落ちて病気にかかりやすくなります。
免疫機能を向上させるために、免疫機能強化成分を配合した餌や、錦鯉の健康食品を添加して与えるのも良い方法です。
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傷をつけない
鯉をすくうと、どうしても体表のヌメリが取れたり、小さなスレ傷ができます。
この様な小さな傷が原因で、穴あき病などの病気につながる場合があります。
また、イカリ虫やウオジラミなどの寄生虫は体表を傷つけ、病気の原因を作ります。
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ストレスを与えない
水質や餌が悪かったり鯉を驚かせたりすると、鯉にもストレスが溜まり免疫機能の低下につながるようです。
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池の消毒をする
「濾過バクテリアが死ぬから」と池の消毒をしない人がいますが、やはり池の消毒は必要だと思います。
1尾でも様子のおかしい鯉がいる場合や、品評会から鯉が戻った場合など消毒をお奨めします。
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