A:コンクリートやFRPの専用の池は底水抜きやオーバーフローなどがあり、らんちゅう飼育に便利なように作られていますので、そのような池があると飼育が楽ですが、専用の池が無くても飼育できます。以前にもお話したように、ガラス水槽でも十分に飼育を楽しんでいただけますし、衣装ケースなどの身近な容器を利用してらんちゅうを飼育されている方もいらっしゃいます。 私も、らんちゅうの飼育を始めたころは、木の枠にポリエチレンのシートを張った畳一枚くらいの池と洗濯に使う金ダライ数個を使って飼育していましたが、そのような環境でも日本らんちゅう協会の全国展で二歳の西大関を受賞した魚ができました。自分の飼育環境を生かせるように考えて、不足を補えるように手をかけていただければよいと思います。
|