* 水替え 春の日差しが池に差し込み、水温が10度を超えるようになると魚も餌を欲しがるような素振りを見せ始めますし、産卵の時期が近づくので、飼育者本人も早く水替えをして魚の顔を見たくなりますが、水質が悪化した場合を除き、青水が濃くなり過ぎた場合に、水温を合わせた汲み置きの新水を入れて薄めてやる程度にしたほうが良いようです。 長い期間冬眠していた魚は体力が落ちていますので、寒暖の差による水温の変化が思わぬ病気や体調不良の引き金になることがあります。魚にとって水温の1度の違いは、人間にとっての4度の気温の違いと同じとも言われますので、十分注意してください。
* 餌 水温が10度を超えて暖かい日が続く時に、消化の良い餌を少量与える方もありますが、水温が12度から13度になってから与え始めたほうが、病気になったり死亡するような事故が少ないように思います。
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