錦鯉販売・らんちゅう販売専門店 / カトウ養魚場

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新水と青水


新水と青水が与える影響(効果)
らんちゅうの飼育水は、新水に魚を入れてから、徐々に植物プランクトンが増えて青水に変化していきますが、新水と青水では魚に与える影響が違います。水質・水温・日照等の飼育環境、餌の種類や量、飼育密度、エアーレーションの強弱など、魚に影響を与える要素は数多くありますが、中でも青水が与える影響は大きいと言えます。
新水と青水が魚に与える影響(効果)の主なものは、次の表のようになりますので、ご自身の魚を見て目的に合わせて新水と青水を使い分けて、より良い魚を育ててください。
濃い青水で飼育していた魚を急に新水に入れると、ペーハーの極端な違いからショックを受けて、魚の調子が悪くなることもありますので注意してください。
 尚、青水そのままのペーハーを計ると異常に高い数値(アルカリ性)を示しますが、コーヒーのペーパーフィルターなどで植物プランクトンを漉してから計ると、酸性の数値を示すことが多いようです。

新水と青水の効果
 新水の効果青水の効果
魚に対する刺激大きい小さい
運動量良く泳ぎ、運動量が増える運動量が減る
餌食い良くなる抑制される
縦の成長促進される抑制される
魚全体のボリューム縦に伸びるので、細くなる場合がある縦の成長が抑制されるので、ボリュームがつきやすい
肉瘤の発達体の成長に負けて、発達が不十分になりやすい発達しやすい
体の成長に追いつかず、荒くて不揃いで大きな鱗になりやすい

細かく揃い、きれいな鱗ならびになる

尾筒運動量が増えるので、筋肉がつき太くなりやすい運動量が減るので、筋肉がつきにくい
尾鰭運動量が増え、水の抵抗を受けるので張りが弱くなりやすい運動量が減るので、張りが弱くなるのを防ぐ
色彩色が薄くなりやすく、系統により更紗の緋斑が消える場合もある色艶がよくなる
老化新水ばかりで無理に成長させると、サビ色になるなど老化しやすい系統にもよるが、サビ色になるなどの老化を遅らせる
溶存酸素エアーレーションによる酸素が溶け込みやすい植物プランクトンの光合成と呼吸により、日中は過飽和、夜は酸素不足になりやすい


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