錦鯉販売・らんちゅう販売専門店 / カトウ養魚場

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変り種のらんちゅう


変り種のらんちゅう
 近親交配など害を防ぐために、親魚の血筋には気を使って交配していますが、長年子取りをしていると変わったらんちゅうが生まれることがあります。
 普通ですとハネてしまったりするのですが、意識して残した魚の写真を撮ってみました。

透明鱗のらんちゅう
 透明鱗のらんちゅう(2歳)です。親魚の組み合わせにより、年に数尾は生まれることがあるようですが、徐々に透明鱗が普通鱗になり、秋には他の魚と見分けが付かなくなります。
 この魚も、小さい時はほぼ全身が透明鱗でしたが、成長に伴い普通鱗になってきました。(2歳で透明鱗の部分が残っているのは珍しいです。)
 写真では分かりにくいのですが、現在は側線より上側の前半だけが透明鱗となっています。
 透明鱗の魚は、他の魚と同じように飼育していても頭のコブの発達が悪いようです。
 小さい時に透明鱗だった魚は親魚には使用していませんが、このような血筋の魚同士で交配すると、「もみじらんちゅう」いわれる魚と同じような透明鱗のらんちゅうができるかもしれません。


鼻房タイプのらんちゅう
 こちらは、花房タイプのらんちゅう(3歳)で、左側の鼻だけ花房のように大きくなっています。
 初めて生まれましたし、その後も出現していません。もちろん、花房とは交配していませんので、突然変異と言えるのかもしれません。
 親魚に使って、新しい品種を作ってみたい気もしますが、今の所手がまわらないのでそのままになっています。


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