透明鱗のらんちゅう(2歳)です。親魚の組み合わせにより、年に数尾は生まれることがあるようですが、徐々に透明鱗が普通鱗になり、秋には他の魚と見分けが付かなくなります。 この魚も、小さい時はほぼ全身が透明鱗でしたが、成長に伴い普通鱗になってきました。(2歳で透明鱗の部分が残っているのは珍しいです。) 写真では分かりにくいのですが、現在は側線より上側の前半だけが透明鱗となっています。 透明鱗の魚は、他の魚と同じように飼育していても頭のコブの発達が悪いようです。 小さい時に透明鱗だった魚は親魚には使用していませんが、このような血筋の魚同士で交配すると、「もみじらんちゅう」いわれる魚と同じような透明鱗のらんちゅうができるかもしれません。
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