ようこそ 1530925番目の 大切なお客様です
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最近はオス鯉の魅力が再認識されて、オス鯉の人気が高まってきています。当店でも、オス・メスにこだわらない方や、オス鯉を指定して購入されるお客様も増えてきています。
一時期はあまりにもメス鯉ばかりに人気が集中し、国内でオス鯉の人気が低かったため、優秀なオス鯉が海外へ流出してしまい、生産者の方がオス鯉を探すのに苦労されたこともあったようです。
皆様もオス鯉を大切にして、魅力を再発見してください。
オス・メスを比べると、オス鯉の方が色彩的に優れている魚が多いと思います。錦鯉の改良が進み、色揚げの技術も発達しましたが、やはりオス鯉の方が緋が真っ赤に仕上がります。光ものでもオスの方が、光が強い傾向にあると思います。
品評会では、仕上がり具合の優劣も審査の大きなポイントになります。従って、緋の仕上がりの点では、色が真っ赤になりやすいオス鯉は有利になります。
ボリュームが付きにくいとか、白地が黄ばみやすいと言われますが、餌の質と量、ビタミン剤や健康食品の活用、水作りなどの日頃の手入れなどで、十分にカバーできると思います。
小型から中型のサイズでは色が赤くて有利ですし、大型になれば出品数が少なく競争の少ないオスの部へ出品もできます。オス鯉を上手に育てて頂ければ、品評会の楽しみも倍増し、憧れの国魚賞も夢ではなくなるのではないでしょうか。
メス鯉は卵を持つため、どうしても腹部が出たりして体型が崩れやすいものです。最悪の場合、腸満と言われる症状になり死に至ることがあります。特に小さな池で飼育をしていると、体型が崩れやすいようです。その点、オス鯉は卵を持ちませんので、腹部が出て体型が崩れるということは少ないので安心です。
一般のお客様の庭池などを拝見すると、オス鯉の数が多いということがあります。間違いなくメス鯉も一緒に買っていかれるのに、オス鯉ばかりが残るようです。そうしたお客様の話を伺うと、オス鯉の方が酸素欠乏や病気に強く、丈夫で長生きするのではないかと思われます。
以上のように、緋が真っ赤に仕上がり色彩的に美しく、品評会でも活躍が期待でき、体型も崩れにくく、丈夫ときたら、初心者の方から品評会を狙うベテランの方まで、オス鯉の飼育を楽しまない手はないと思いますが皆様いかがでしょうか。
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